デーツ(なつめやしの実)はスーパーフルーツであることに加えて、400種類以上ある品種、それぞれ違う甘さとコクを感じる美味しさ、優れた栄養価、非常食や保存食としての歴史、携帯可能な利便性、他食品との高相性など長所の枚挙にいとまがありません。
またデーツを活用することにより体に優しく美味しい多種多様の商品開発が可能であり、日本の食文化に新たな彩りと可能性を与え、私たちの生活を豊かにしてくれると確信しております。
実際、デーツは数十年前からソースの原材料にも使用されており、デーツの味は日本人にとっても馴染み深いものでもあります。しかしあくまで味のわき役でしかなく、その存在は長い間注目を浴びることはありませんでした。
近年海外メディアなどでも度々そのパワーが報じられ、日本におきましても認知度が高まってきているものの、デーツの素晴らしさや食べ方、その背景など奥深い魅力は未開の部分が多く、この恵みを皆様に充分に知って頂く為に普及活動が必要だと感じています。
一般社団法人日本デーツ協会は、デーツに対する熱い想いを抱く仲間が、代表の故郷である中東において人々の生活に太古の昔から寄り添い続けるデーツのパワーに着目、日本及び世界にドライデーツの種抜きを広めたことをきっかけにネットワークを強化し、法人として設立しました。デーツの素晴らしさを広く知って頂く為、また更に深くその魅力を掘り下げていく為、日本におけるデーツのパイオニア的存在としてデーツ促進活動や流れを牽引しています。
~Dates will enrich our life~
デーツ(なつめやしの実)には一粒の中に健康・美容に嬉しい様々な栄養素が含まれています。
命の果実とも呼ばれるデーツは、5000年以上前から生息し中東の人々の暮らしに欠かせない果実として知られており、近年では世界各国で著名人やアスリートがその美味しさと栄養価、汎用性の高さ等から愛用し注目を浴びております
その一方で、デーツ栽培の灼熱の地は人々にとっては厳しい生活環境であり、過酷な労働状況下にある場合が多いのです。
この恵みの果実デーツの産地を活性化させ、そこに携わる人々へ還元すること、そして地球の自然環境保全を推進していくことも私たちの役割の一つと考えております。
なつめやしの木は地中深くに根を張り、水分やミネラルなどの養分を実に蓄えます。
それを食べることにより、そこに暮らす人々や私たちのミネラルや甘味の補給にも貢献してくれています。
そして、デーツは樹上で乾燥され、熟練の収穫職人が手摘みをしますが、加工作業は現地の活性化にもなり、人々の生活も豊かになり得ます。
なつめやしの木を生育・環境保全し、デーツの実を頂く事により人々は元気になり、
そしてその喜びを生産地へも還元するというサイクルを通じて、幸福度の高い平和な世界の一端を担えればこんなに嬉しいことはありません。
デーツという素晴らしい果実の恩恵を共有し、またデーツを通して社会や人々へ貢献することは使命であると同時に、私達日本デーツ協会の存在意義であると考えております。
一般社団法人 日本デーツ協会
代表理事 ババック ニアワラニ